メlog

ジェロメのlog

2020/03

2月の振り返り

  • [ ] 本読みきる 2/5
    • [ ] 岩田さん
    • [ ] テスト駆動開発
    • [x] 純肉本
    • [x] ついやってしまうの本
    • [ ] ほぼ日の経営
    • [x] 異文化理解力(読む予定ではなかったけどはるか昔に積んでいたので読んだ)
  • [ ] 継続して読む
  • [ ] 映画見る
  • [x] ゲームのネタ考える
    • [x] 目標とスケジュールを立てる
    • [x] 設計を理解するための実装をすすめる
    • [x] プロトタイピングする
  • [x] リングフィットを継続

読書のペース思ったより遅いので意識して読み進める必要がありそう。 もしくは目標量を減らすか。 今月は家庭に振った部分があったのでそのことを考えるとわりと頑張ったかも。 仕事もPHPUnitのバージョンアップを任されてなんとかやりきれたので良かった。

純肉本は本当に良くて、未来を考える見方が詰まっていた。 未来の産業を浸透させるというストーリーそのものをシミュレーションするゲームはとても面白そうだと感じた。

継続読書系はもっと気軽に触れたいと思った。ブログにまとめることより読みすすめることに主眼を置く。

ゲーム制作はこれまでナンモワカラン状態で仕入れてきた知識がようやく組み上がってきたような実感があり良かった。 Rx, DI, Test, Deployなどなど、クリエイティビティを発揮するために必要なアーキテクチャややり方なので、今後も注力していきたい。 一度身につければその後は常にバフが乗った状態ですすめるはず…

3月やること

  • [ ] 本読みきる:量を減らして、目標達成を経験する。ゲームづくりのこの時期に必要な内容なので身につけたい
  • [ ] 継続して読む
  • [ ] 映画見る
  • [ ] ゲーム:Trunkのプロトタイプづくり
    • [ ] ゲームループ完成させる
    • [ ] DI導入
    • [ ] テスト導入
    • [ ] Rx導入
  • [ ] リングフィットを継続

映画ログ サイコ

www.amazon.co.jp

見たので感想。

良かった

ストーリー

  • タメにタメてラストに爆発させる怖さを感じられるのがよかった。これこそスリラー映画の醍醐味なのかも?
    • ずっとなんとなく怖い & その種明かしのカタルシスという展開はとてもウケがいいんだろうな感じた
  • 絡みつくような怖さがあると感じた
    • 街を出た瞬間を目撃された → からの警官のシーン(この警官は本当に偶然取り調べてきただけなんだろうか?)
    • マリオンが死んだ → からの私立探偵のシーン(殺人はノーマンによって行われたのか?それとも誰に…?私立探偵が危ない)
    • 事件が起きるがその真相は明らかにされず、ひたすらそれが今の恐怖に連鎖して増幅させてくる構造

シーン

  • マリオンが雨の夜道を逃げるシーンが良かった。
    • マリオンの顔をアップにしてその切迫感・焦燥感を伝えて
    • 一方音声ではフェニックスにいる人々の会話が流れる
      • これによってマリオンが抱く「今フェニックスではこうなっているのでは?」という予想とそれに基づく焦り、そしてフェニックス側での状況説明を短いシーンでこなしている
      • これ本当にすごい。映像は削ぎ落とされているのに情報量がとても濃い。すごい手法。
      • これを再現するには、キャラの心情 * その原因(予想) * 実際の状況 の3つが存在して、かつ後者2つが合致していることが重要なんだと思う
  • シャワーシーンが伝説的だ、と言われていたがなぜだろう?
    • 水の白色を際立たせるために牛乳を混ぜているらしい
    • カーテンの向こうから襲ってくるのがリアリティあってこわいのはたしかに
    • このシャワーの描写がすごい。たしかに水滴を映さないよう工夫しているはすごい。

togetter.com

その他

  • マクガフィンというものについて学ぶことができた
    • ストーリーを開始させるために必要なもので、深堀り自体はそこまでする必要はない、と理解した

多重人格というものについて

多重人格というモチーフをどう映すのパターンがあるのだろうか?というテーマを持って見たのでその観点からもまとめる

タイプまとめ

  • 原因:家族からの抑圧をベースに、呵責とそれに耐えられない心
  • 形態:母親と子供の両方、または完全に母親が支配するケースの両方
  • 自覚:あり。原因も原因なので、母親の人格がいることを理解している

どういう見せ方ができるか?

  • 今回のような隠された人物があたかもいるかのように見せかけたり
  • ほかはちょっと思いつかない…

(1時間)

映画ログ トゥルーマン・ショー

トゥルーマン・ショーを見たので感想をまとめる。

コメディかホラーか?

この映画はSFなんだろうけど、観ている間も観た直後も、コメディかホラーか正直わからなかった。 物語序盤に照明が落下してくるシーンはかなりギャグっぽいし、マーロンがビールを掲げるシーンやメリルが万能調理器具を語るシーンはとてもあからさまで笑える。

一方で、スタッフのトランシーバーとラジオが混線するシーンはハッとさせられて恐ろしかった。 つくりものの世界というものをまざまざと実感させられるシーンだった。 そうした気付きを経ることで、島外に出られないように徐々に水恐怖症を植え付けられていたのがわかってくるとそれもまた恐ろしかった。

この作品はコメディとホラーが途中でバトンタッチする作品なのかもしれない。 「つくりものの世界なんだよ」という点をソフトに理解できる解像度で伝えたあとに、一気にその内側を描くことで恐ろしさを抱かせるという流れでうまくバトンタッチさせているように感じられた。 「わかっちゃいたけど、まさかそうとは思わなかった」という気持ちになる。

これはSFや突飛な設定を使う上で良い手法かもしれないと思った。

観客の解像度

この映画では終始、隠しカメラであることがわかるアングルやホールから覗いたような映像、のっぺりした空やセット感のある町並みが不気味さを湛えている。 こうした不気味さが、観る側の理解が浅いときは笑わせる要因になっていたと思う。 マーロンがカメラを向いてビールを飲むのが笑えるのは、作り物とわかる映像があったからこそだ。

一方観る側の理解が深まると、小物から建物、空に至るまでずっと不気味に感じられる。 理解度の違いで世界の捉え方がぐっと異なってくるのだと思う。

この解像度を転換させるのはどこか?というのを考えてみる。 トゥルーマン・ショーだ、とクリストフが語るシーンよりもっと前なのは間違いない。 あのシーンは観る側の気付きに花丸を付けて壮大な印象付けをするシーンだと思う。

ではどこかというと、自分はメリルと母がトゥルーマンにアルバムを見せつつ、ラジオが流れるシーンだと思う。 あのシーンでは2人がかり + ラジオで「この島の生活が幸福だ」と思い込ませてくる。

これまでの展開でトゥルーマンと同じ疑問を抱いている観客からすると、これほど刺さる演出はないと思う。 トゥルーマンに共感させた上でトゥルーマンを攻撃するのは観客の心理を上手くあやつる良い手段だと思った。

このシーンの後はまたちょっとコメディらしい展開が続き、最後にトゥルーマンを知らないはずの人物が名前を呼んで完全にコメディからホラーへ展開が切り替わる。 で、切り替わった後つくりものの感動的シーンが流れてクリストフが語りだす。

疑惑→共感→攻撃(ここでさらに共感)というモデルはゲームでも活かそうだ。

総じて観てよかった映画だった。(45分)

2020年2月にあたって 1月の振り返りと2月の抱負

気がつけば1月が終わっていた。比喩ではない。 反省しつつ2月を過ごす。

1月について

何をやったか

  • 非常に険しい仕事を乗り切った
  • 健康を守りきった。風邪でのダウンはなかった
  • 最低限の習慣を守りきった。リングフィット。
  • 険しい仕事と重なる納期でDapcon(ブロックチェーンゲームのハッカソン)を乗り切った。個人賞も取ったしフロントエンドをガッツリ1から書けた。
  • 1月のEver Green達成した

何をやれなかったか・やらなかったか

  • 仕事を終わらせなかった
    • 慢性的な忙しさの中毒になってしまい、自分の時間を確保しなかった
    • ヒロイズムとど根性と過剰な仕事量は中毒性がある
  • 家庭に心配をかけた
    • ほんとうによくない
  • まともにunity触らなかった

まとめ

  • 仕事は定時内か、もしくはそれより早く終わらせる。終わらせてよいし、そうするべき。
  • どんなときでも「つづきからはじめる」ができるやることリストを整備する
  • 今後もいのちだいじに
    • いのちとは魂も含む

2月について

  • [ ] 本読みきる
    • [ ] 岩田さん
    • [ ] テスト駆動開発
    • [ ] 純肉本
    • [ ] ついやってしまうの本
    • [ ] ほぼ日の経営
  • [ ] 継続して読む
  • [ ] 映画見る
  • [x] ゲームのネタ考える
  • [ ] 目標とスケジュールを立てる
  • [ ] 設計を理解するための実装をすすめる
  • [ ] プロトタイピングする
  • [ ] リングフィットを継続

今月も頑張るぞ

読書ログ 生物海洋学入門

読むことにしたので、まとめていく。今日は1.3まで。

まずこの本について

生物海洋学を語るにあたって概要→環境→食物連鎖の小さい方→中くらい→最終消費者といった順で説明してくれる。 話の順序がわかりやすそうで初学者向けのようだったのでこれにした

1.1 海洋生物に影響する特殊な要因

  • 水中は浮力が働くので自立のために多くのエネルギーを割いたり、しっかりした骨格を形成したりする必要がない
  • 水中では水不足が生命活動を制約しないし、気温の変化も陸上ほど激しくない
  • 日光が減衰されるため澄んでいても日光が奥底まで届かない
  • 枯死植物や動物の死体が栄養になる前に漂ってしまう。その場に留まらない。栄養の供給が海流(循環?)任せ

1.2 海洋環境と海洋生物の分類

  • 海洋は2つにわけられる
    • 沿岸域(いわゆる大陸棚的な)
    • 外洋域
  • 生物が生きる環境も大きく2つにわけられる
    • 底生環境
      • 海底に生きるもの。生えてるものも潜るものも張り付くものもそう。
      • ここに生きるものはベントスと括られる。底生生物。
    • 漂泳環境(水中環境)
      • ここに生きるものはプランクトンとネクトンと括られる。
        • 漂うのはプランクトン。大きさの違いではない。(クラゲとかもプランクトン)
        • 泳げるのはネクトン。でもプランクトンも遊泳力は普通にあったりする。

1.3 生態学用語と概念

  • r選択とK選択
    • 多産多死か少産少死か
    • 取るべき選択は置かれた状況次第なので同種でも異なる選択を取る場合や、ミックスされた選択を取る場合もある

感想

初学者であっても読みやすいのはそのとおりだと思う。 ふーんで終わらないように、興味を見逃さないように疑問をメモしていきたい。 今の所ざっくりと海洋の栄養供給に興味がある。

次は1.4から。

2019年まとめ

元旦ないし大晦日に投稿した方がいいようなものなんだけど、まとめる。

仕事

  • エンジニアに転職して1年半が経った。実際にエンジニアしてるのは1年ないくらい?
  • webフロントエンド、ある程度書けるようになってきた
  • phpもできあがっているものを改修する程度ならできるようになった
    • これはコードを書くと言えるのだろうか?という気もする。。
  • UXというものを上手く捉えられないでいたが、実務を通して理解できてきた
  • vue.js楽しい
  • 意思決定力が足りないなと感じるシーンが増えた。
  • 仕事をするにも意思を持って積み上げればよかったなあと思うことがある
  • 設計に興味が湧いてきた

ゲーム制作について

  • やっと一作つくれた、ゲームループを実質一週間で開発できたのは本当に良い経験だった。 unityroom.com
  • 初登壇。探した限りあまり資料のないことに挑戦できたので良かった。 learning.unity3d.jp

その他

  • プログラミングやゲーム開発以外に特に勉強していなかった

趣味

  • 小説を読んでいないなあ
  • 映画はアメイジングスパイダーマンが特によかった、最強オタクブルーレイセットみたいなやつ買った。
  • ゲームもたくさんできた
  • 漫画はバードメンが良かった。sfみ、オカルトみのある人類進化が描かれていて好物だった。

家庭

  • 総じて平和でありがたい。

総評

良い一年だった。 2020はがむしゃらにやって伸びる年でない予感がしているので、仕事もゲーム制作も学習も頭を使いたい。

言うのは簡単だけどなーーまずはゲーム制作の戦略考えるぞ!!

読書ログ 虚数の情緒

読んでいるのでせっかくだからまとめる。 以前から地道に読んでいるので途中から、かつ特に印象的だったところを。

0.3.2 子供は自分をどう見ているか

ここで印象的だったのは子供とは何か?について書いた点。ざっくりまとめると - 子供は自己否定する存在。 - 成長のために子供は子供であることを否定する。故に↓ - 子供は子供として扱われることをいやがる - 難題に挑みたがる - 一般に言う子供らしからぬ邪気を持っている。高慢さとか嫉妬心とかとか。

自分も子供扱いに我慢ができなかった時があるがキレイに言語化してもらったようでとてもよかった

しかしこの本は数学書以前に教育書として素晴らしいなあと思う、今の所。 日々少しずつ読み進めたい。